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【FTJインタビュー】SUNPARK ジミー・エバンス 氏 

I. Fujita International, Inc

前回の【FTJインタビュー】では、ニューヨークで開催されたフランチャイズ展示会International Franchise Expo(IFE)のジャパンパビリオン出展社のひとつ、とんかつ ふみぜん渡邊氏のインタビューをご紹介しました。

今回は続編として、既に米国進出を果たし米国でのFC展開に向けて本展示会に出展したSUNPARK社をご紹介します。

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SUNPARK 北米担当ディレクター エバンス氏(左)/TAKAGI COFEE、KAZZAN RAMEN、Maji Curryのロゴ

北米で120店舗を目指して

日本国内外に120店舗を展開し、大阪に本社を置くサンパークは現在、Takagi Coffee、Maji Curry、Kazzan Ramen の3ブランドでアメリカでの拡大を進めています。北米担当のジミー・エバンス氏は「今後の目標として2030年までに北米で120店舗を開店することを掲げています」と話します。

米国にとってはまだ馴染みのない業態での挑戦

Takagi Coffeeは日本のカフェをコンセプトにした、スフレパンケーキとスペシャルティコーヒーを主力とするカフェです。店内にスモールバッチのロースターを導入しコーヒー豆をローストすることで、店内にコーヒーの香りが常に漂う環境作りにもこだわっています。Maji Curryでは、神田カレーグランプリで2回優勝している日本を代表するカレーをアメリカに広めることを目指しており、現在アメリカとカナダで1店舗ずつ展開しています。Kazzan Ramenは、数ある豚骨ラーメンの中でも、見た目にこだわり、石焼のボウルを使ったエンターテイメント性の高いラーメンを提供する店として、ロサンゼルスとヒューストンに進出しています。

エバンス氏によると、同社の海外進出は2012年にアジアから始まり、コロナ禍の影響で北米進出が遅れたものの、2030年までの目標に向けて北米での展開をフランチャイズ展開を中心に積極的に進めたい考えです。また、アメリカでの日本食のイメージはまだ寿司やラーメンが根強く、「日本のカフェやカレーは米国では新しい業態なので、一人でも多くのお客様に店舗に来ていただき、その素晴らしさを味わっていただく必要があるので、これはかなりの挑戦になると思います」としたうえで、「市場規模が大きいアメリカで挑戦していきたいと思います」とコメントしました。

ロサンゼルスの直営店で地盤を固める

同社では、この3ブランドを通して日本のソウルフード、おもてなしの精神、ハイクオリティなサービスをアメリカに紹介し広めることを目指して、まずは直営店舗をLAに開店することでFC展開への地盤を固めています。「弊社のブランドを体験した人たちが、日本が好きとか、日本に遊びに行きたいとか、そう思ってくれたらと思っています」。

 

株式会社サンパーク

1966年に創業。1992年からレストランFC事業を開始。吟味した人気ブランドに絞ったマルチフランチャイジー戦略を持ちながら、オリジナルブランドのフランチャイザーとしても店舗を拡大している。近年は、オリジナルブランドの海外展開に注力している。

 

Takagi Coffee  https://takagicoffee.com/

Maji Curry           https://majicurry.com/

Kazzan Ramen    https://tonkotsukazan.com/

㈱サンパーク  https://www.sunpark.ne.jp/

米国進出、日米FCビジネスにご興味がある方は、I. Fujita International, Inc( ichiro@ifujita.com )までお問合せ下さい。

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