5月30日から6月1日、ニューヨークにて米国最大のフランチャイズ展示会International Franchise Expo(IFE)が開催されました。
米国国内のフランチャイズブランド以外にも国外から米国進出を目指すフランチャイズ企業が参加し、日本からもジャパンパビリオンとして日本のブランドが参加しました。その中から3社をフランチャイズタイムズ ジャパン オリジナルインタビューとしてご紹介します。
Franchise Timesで紹介されたユニークな出展者のレポートもあわせて是非ご覧ください。
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「ふみぜんは1977年に東京のホテルニューオータニ内で開店した和食料理店です。場所柄、セレブや海外からのお客様にも沢山ご来店いただいています。特にとんかつが人気メニューで、国会などにもとんかつ弁当をお届けしており、メディアのとんかつ特集などでも度々取り上げられています」と紹介するのは、同社の代表取締役の渡邊剛志氏。
会場では今回のために日本からやってきた自社のとんかつ職人が、揚げたてのとんかつの試食を振舞いました。ふみぜんは海外進出にも力を入れており、既にアジア諸国のカンボジア、フィリピンに進出しています。今回のエキスポへの出展理由について、和食の世界的な人気とアメリカでのビジネスチャンスに着目したと渡邊氏は話します。とんかつの味はアメリカ人の好みに合うと確信しているため、エキスポを通じて広く紹介し、アメリカ進出を実現しようとしています。
ふみぜんのとんかつの特徴は、肉の仕込み方、使用するパン粉の種類、揚げ方などに独自のノウハウがあり、それが他のとんかつとの違いです。アメリカ進出においては、現地の好みに合わせたメニュー展開も検討しており、現地のライセンスパートナーと共にアメリカで受け入れられる店舗を作り上げたいと考えています。
オリジナルレシピで作られた特製ソースも人気の秘訣で、野菜や果物、ワイン、ビネガー、醤油などを混ぜ合わせた独自の味わいが特徴です。アメリカでも、同じ特製ソースを使ってとんかつを提供して行く計画です。渡邊氏の狙い通り会場での反応は上々なようです。「初めてとんかつを食べたという方もいますが、皆さんほんとうに美味しいと喜んでくれています」。中にはその場でソースを買いたいと言う人もいたそうです。「楽しみにしてくれている方が沢山いると思いますので、そういった方々に喜んでもらえるお店を早く出店したいです」。
運営会社 ㈱ビート・インターナショナル
2007年に渡邊氏が創業。千葉県でのイタリアンレストラン開店を皮切りに、千葉、東京、埼玉にて現在までに11店舗のイタリアンレストランを展開している。2017年に、1977年創業の和食料理店ふみぜんを運営する富美善㈱を子会社化。ふみぜんは現在、ホテルニューオータニ本店、虎ノ門店、勝どきにカツサンド専門店、海外ではカンボジア、フィリピンに店がある。
ふみぜん https://www.natural-fs.com/fumizen/
㈱ビート・インターナショナル https://www.beat-itn.com/
米国進出、日米FCビジネスにご興味がある方は、I. Fujita International, Inc( ichiro@ifujita.com )までお問合せ下さい。