1年で200加盟店と契約した「ザ・ハラル・ ガイズ」(略してハラルガイズ)の成功の歴史は以下の通り。
スタートは1990年と古い。元々はイスラム教徒向けの書食事としてスタートした。
発端は1990年代初頭、エジプト移民がマンハッタンの街角で始めたしがないホットドッグの屋台営業に過ぎなかった。チキン、ギロス(炙り肉のスライス)、ファラフェル(中東のコロッケのようなもの)を街頭で売るスタンド商売だったが、あっと言う間に人気が高まった。
時は熟し、ついには2014年、フランチャイズを開始した。反響は凄まじくアメリカと海外を合わせ1年も経たぬうちに200店舗の契約が決まった。
世界初の米国ハラルフードフランチャイズが快進撃を続けている。ハラルガイズはアメリカで最長記録を保持する屋台ビジネスとして広く知られている。現在、 200ロケーションの通常レストランを世界中に展開する。
成功の大きな理由は代表的メニューのチキンジャイロとライスに盛り付けたファラヘルの一品であろう。その他にもサンドイッチが人気だが、ハラルガイズのワイトソースは世界中に知られる食材になった。
店舗サイズは1,400 – 1,800 sq ftとアメリカの店舗としては小さめだ。
サービスのスタイルはイートイン、ケータリング、オンラン注文&デリバリー、テークアウトなど多様、店舗形式もイートインレレストランからフードトラックまで様々だ。
顧客の95%以上はイスラム教徒以外の人たちである。「このことからもハラル ガイズがどこでも成功できる証明となるでしょう。」と、へガージーCEO は強調する。屋台ではなくランチビジネスの一角にしっかりとハラル ガイズが選択肢の一つになることを目指している。