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スターバックスが組合運動に参加する従業員を解雇

スターバックスと組合運動の衝突は今回が初めてではありません。

SBワーカーズ・ユナイテッド(SBWorkers United)はNY州バッファロー市のスタバ店(現在は2店舗)の従業員を代表する組合です。同組合の報告によりますと、2月8日、メンフィス店(テネシー州)の従業員7人が解雇された中に組合化に関与する5人(全従業員の35%)が含まれていました。これは現在スタバ72店舗で進行中の組合化申請活動を本社が潰そうとする動きの一例だとSBワーカーズ・ユナイテッドは主張しています。


一方、解雇したのは彼らが就業規則に違反したからに過ぎないとスターバックス側は反論しています。開店閉店時の施錠が正しく守られていなかったとか、閉店後に勤務外のスタッフや部外者を店内に入れた等の規則違反を挙げています。さらにはキャッシュレジ担当以外のスタッフにレジを扱わせる違反をしたとも述べています。


SBワーカーズ・ユナイテッドと解雇された従業員曰く、こうした行為をスターバックスは以前には全く問題視していなかったにも関わらず、解雇者に5人もの組合リーダーが含まれているのは偶然と呼ぶには程遠く看過できないと強く抗議しています。本社による組合運動への度重なる抑えつけに対し、SBワーカーズ・ユナイテッドは全米労働関係委員会( National Labor Relations Board)に苦情申請を提出しています。

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