

かつては消えかけたが復活したビュッフェのコンセプトが、生まれ故郷の州へ戻る計画だ。ただし、カリフォルニアではかつての名称どおり「スープランテーション(Souplantation)」として営業される。
スイート・トマトは、かつて愛されたヘルシー志向の「食べ放題」レストランチェーンだった(カリフォルニアではスープランテーションとして知られているた)。セルフサービスのビュッフェには、さまざまな新鮮なサラダや野菜、入れ替わりで提供される温かいスープ、季節ごとの美味しい焼き菓子が並んでいたのである。1978年にサンディエゴで創業し、全米で100店舗以上に成長していた。残念ながらパンデミックによる規制を受け、チェーンは全店舗を閉鎖することを突如発表したのである。
その廃業状態だったビュッフェチェーンが西海岸へ戻ってくる。初期のころはサンディエゴを拠点にガーデン・フレッシュ(Garden Fresh)が運営しており、当初はスープランテーションとして始まった。しかしカリフォルニア州外へ展開する際、当時の経営陣は新しい名前が必要だと考え、州外の店舗はスイート・トマトの名で運営されたが、コンセプト自体は同じだった。
しかしコロナによる閉鎖がチェーンを直撃し。当時の97店すべてが一気に閉鎖され、2020年に破産手続きで清算された。
その後、2024年にスイート・トマトは一度復活している。ST Three LLC社が2020年の破産手続きから知的財産権を取得し、当時の幹部の一部を呼び戻してブランドを復活させ、まずアリゾナ州ツーソンで再出発した。 今年初めにはフロリダ州フォートマイヤーズに2号店が開業し、やや改良されたデザインで営業している。
そして2027年、同社が今週インスタグラムに投稿したところによれば、ついにカリフォルニアに戻ってくる。 店舗はロサンゼルスの南に位置するオレンジ郡のファウンテンバレーに出店する。同社は店舗名をスープランテーションとすることを確認した。西海岸で最も知られたブランド名であり、コンセプト自体は同じである。また最初の2店と同様に、カリフォルニアの店舗も直営で展開され、フランチャイズ化の予定はないという。
この動きはビュッフェ業界が縮小傾向にある最中のことだ。テクノミック(Technomic)によれば、パンデミック前でもオールド・カントリー・ビュッフェやホームタウン・ビュッフェといったブランドの売上は低下していた。 それでも一律料金で食べ放題を提供するモデルは、消費者が高騰する生活費に苦しむ中で魅力的な選択肢であることは間違いない。