

2006年創業のOxi Fresh(オキシフレッシュ)は、他社より95%も少ない水の使用量でカーペットを洗浄できる技術で数々の賞を受賞しています。水の使用量が少ないので、カーペットは約1時間で乾燥し、利用者のダウンタイムを大幅に削減できます。また、オキシフレッシュ独自の酸素パワー洗浄液は子供やペット、環境にも安全です。さらには、俳優のマット・デイモン氏が設立した水の安全性と衛生保持に尽力する国際的な非営利団体Water.orgとのパートナーシップを通じ、34万ドル以上を寄付するなど、同社は慈善活動でも知られています。
今回同社のサービスに追加された洗濯乾燥機の換気ダクト清掃は、家庭内で見落とされがちな乾燥機の換気ダクトに特化した清掃サービスです。データインサイトの調べでは、2025年に推定15億ドルの市場規模は、2033年には27億ドルに達すると予測されています。そして、乾燥機内部や換気ダクトに溜まったホコリ・糸くずは、乾燥効率の低下だけでなく火災のリスクにもつながるとされており、アメリカ消防局によれば、換気ダクトの詰まりが原因とみられる住宅火災は毎年約3000件にのぼるという指摘もあるなど、安全面でのニーズも高いサービスです。
フランチャイズの観点から、このカーペットクリーニングと洗濯乾燥機の換気ダクトクリーニングの組み合わせは加盟店にとっても最適です。新たに顧客を開拓することなく、カーペットクリーニングの既存客に自然な流れで“ついで”の乾燥機の安全点検や清掃をすすめることで、客単価とサービス価値の向上を見込めます。
別のメリットとして、既存のマーケティングプログラムと戦略をそのまま使用できるメリットもあります。「並行して、洗濯乾燥機の換気ダクトクリーニングに特化した新しいマーケティング戦術も開発中です。」とフランチャイズ開発ディレクター、マット・クライン氏は話します。
また、クライン氏によると、同社では既に顧客スケジュールシステム、実績のあるマーケティングプログラム、高度なCRM ツールなど、堅牢なフランチャイズインフラを備えているため、加盟店はシームレスに新サービスを使えるとのことです。
一方で、洗濯乾燥機の換気ダクト清掃サービスを加盟店が追加したい場合には特殊な機器を必要とするため設備投資が発生します。オキシフレッシュは資金提供パートナーを紹介し、加盟店の資金調達をサポートしています。
特殊機機材の設置後、加盟店オーナーと技術者はオキシフレッシュの本社で座学とデモンストレーション、現場トレーニングを含む2日間の研修を受けます。
確立されたフランチャイズシステムを提供しているうえで、既存顧客の需要との親和性の高いサービスを追加することは、オキシフレッシュのブランド価値向上にもつながり、これまでの「環境に優しいカーペットクリーニング」という倫理観に訴えるイメージに加え、顧客の安全と効率性を高める実利的なイメージを持つブランドへと進化した形になりました。これにより加盟店の収益性を上げるだけでなく、他ブランドとの差別化を実現し市場競争力を強化した戦略的な動きと言えるでしょう。一世帯に一台の洗濯乾燥機が主流になりつつある日本でもビジネスヒントにつながるサービスかもしれません。
情報元 Oxi Fresh Adds Dryer Vent Cleaning to Franchise Services(Franchise Wire)