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消費財特化した世界最大級の投資会社L Catterton(エル・キャタルトン)が、日本のマルチコンセプトレストラングループHUGE(ヒュージ)への戦略的投資に関する正式契約を調印したと発表しました。今回の出資により、HUGE は日本国内での更なる成長と将来的な海外展開を加速させる計画です。
HUGE は2005 年創業のレストラン運営会社で、スパニッシュイタリアンレストランの「リゴレット」をはじめ、メキシコ料理、アメリカ料理、モダンアジア料理など多様なジャンルの高品質なカジュアルレストランを展開しています。現在47 以上のプレミアムカジュアル店舗を有し、ワンランク上のダイニング体験を提供することで、業界に確固たる地位を築いてきました。東京を中心に、福岡、京都、名古屋、沖縄などの主要都市に展開しています。予約率は業界トップクラスで、同グループの公式予約・ロイヤリティプログラム「THEHUGE CLUB」は47万人の会員登録を持っており、強力なリピーター基盤を築いているのも特徴です。
日本の都会的なレストランシーンは世界中で高く評価されており、国内外の消費者を魅了し続けています。体験型ダイニングへの需要の高まりに支えられ、HUGEが展開するプレミアムセグメントは最も成長しており、今後数年間は市場で最も成長を続けると予測されているとエル・キャタルトンはプレスリリースで伝えています。
エル・キャタルトンは世界有数の消費財プライベートエクイティで、これまでに約30社のレストラン事業に投資を行っており、現在および過去のポートフォリオにはBaja Fresh(メキシコ料理)、Cheddar's Scratch Kitchen(アメリカ料理)、Cigierre(イタリア料理)、Dishoom(インド料理)、Hopdoddy(プレミアムバーガー)、MendocinoFarms(サンドイッチ)、PF Chang's(中華料理)、Velvet Taco(タコス)など、グローバル市場で成功している飲食ブランドへの投資歴があります。
HUGEの創業者兼CEO新川芳弘氏は創業以来「100年以上続く高品質なレストランを創造し、周辺タウンの価値を高める」というビジョンを掲げています。エル・キャタルトンとの提携について「この ビジョンをより一層実現する上で非常に重要となります。エル・キャタルトン社の豊富な経験と事業運営能力は、国内外の事業拡大を戦略的に加速させる上で、大きな変革をもたらすと確信しています」と述べています。
エル・キャタルトンのパートナー清水隆氏は、HUGEとの契約締結に至ったポイント について「日本で多様な料理と幅広いコンセプトのレストランを複数立ち上げ、運営する能力を持ち、独自性、強力なブランド、そしてロイヤリティプログラムの会員基盤を鑑みると日本レストラン市場における更なる成長に向けて非常に有利な立場にあります」とコメントしています。
エル・キャタルトンは今年8月、日本の神戸牛レストランチェーン吉祥吉を買収し、日本国内での拡大だけでなく海外市場への進出も視野に入れ、拡大計画を実行する考えを発表しています。
このように海外投資会社の出資により、日本発の飲食ブランドが世界に進出していくという視点で注目できる動向です。HUGEが展開するレストランの内装はどこかニューヨークのレストランを彷彿とさせます。料理のジャンルを反映するのではなくラグジュアリーさを演出した空間が印象的です。世界的に見ると、料理のコンセプトに合わせた内装や演出、体験作りよりも、洗練された空間や演出が好まれるのかも知れません。
情報元
L Catterton Makes Strategic Investment in Multi-Concept Restaurant Group HUGE
lcatterton.com
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