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消費者トレンドはDIYからDo It For Meへ ホームサービス業界の今

February 6, 2026

近年DIY関連の消費者トレンドはDoIt For Meへ変化しており、家の改修やリノベーションを代行する業者が増えています。また、AIを活用した自宅のスマート化への消費者意欲の高まりや、家の修復、プロのハウスクリーニング、ペットケアなどが消費者にとって優先度の高い必須事項となっていることからも、ホームサービス業界は着実に成長すると見込まれています。

家の改修、リノベーション、クリーニング、ペットケア、メイドサービスなど10ブランドを経営するホームサービスフランチャイズ大手、ホーム・フランチャイズ・コンセプトのコーリー・ベニッシュ社長兼CEOと、同グループ傘下で4ブランドを率いるポール・イバート社長が、2026年ホームサービス業界のトレンドを紐解きます。

ライフスタイルの変化

「消費者がお金の節約よりも、時間セーブと専門知識を求めるようになるにつれ、DIYよりも代行サービスへの需要が加速していくと予想しています」とベニッシュ氏は話します。ブラインドの取り付けを行う同社傘下のバジェット・ブラインドでは、日よけに加え、プライバシー保護の観点からブラインドの需要が高まっているなど、消費者意識の変化を感じているようです。また、自宅の庭でも屋内のように快適に過ごせる空間を求める傾向が高まっていると見られます。

メイドサービスやペットケアなど継続型サービスにおいては、利便性と時間節約を重視するライフスタイルの変化から恩恵を受けていると言います。「若い世代の間に家事代行を求める傾向が強まっており、高齢のお客様は、肉体的な困難さからサービスを求める傾向にあります」とイバート氏は話します。

テクノロジーとイノベーション

「AI化による体験の向上は可視化やスマート化、そしてマーケテイング予測まで、消費者と加盟店両者の期待値と結果を今後も上げていくでしょう」とベニッシュ氏は語ります。例えば、バジェット・ブラインドでは、屋内外設備に電動化と自動化を導入しサービス内容を拡張しています。また、見積もりや図面作成と提示の簡便化に始まり、マーケティングコンテンツの改善、リアルタイムセールスコーチングまで、加盟店を支援するAI導入を進めてきました。

ニーズ

「家の修繕、クリーニング、ペットケアなど、ニーズに基づくサービスは、需要が安定しています」とベニッシュ氏は話します。また、必要に応じてサービス頻度を調整するなど、価格とスケジュール設定の柔軟性が、ハウスクリーニングやペットケアサービスに対するリピーター獲得に貢献していると付け加えています。

一方で、復旧サービスなどスポット的に発生する需要は依然として状況に左右されますが、災害後など急を要する場合、加盟店にとっては高額な大型案件につながることもあり、復旧関連サービスの成長を下支えしています。

<FTJ Comments>

AIの台頭で、よりマンパワーを必要とするホームサービス業界が追い風にあることは近頃頻繁に話題となっていますが、この業界がAIを取り込んで益々優位性を保っていることが浮き彫りになったインタビューです。消費者は自分でやるよりも専門性を求めており、テクノロジーはフランチャイズ運営を効率化するに留まらず、住宅のスマート化などサービス領域の拡張にも一躍買っています。今後は、スマートホーム機器の導入・保守・トラブル対応を含む「住宅のAI化」が次の成長機会へとつながるのではないでしょうか。

情報元

Home Services Industry Trends for 2026(Franchise Wire)

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