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【FT覆面調査】あなたに代わってアサイーボウルブランドを正直レビュー

FT Reporters Test Out 3 Acai Bowl Franchises

January 30, 2025
フランチャイズタイムズ 編集スタッフが、テーマが同じ競合ブランド3つをチェックし、正直にレポートします。

A    Everbowl(エバーボウル)

11月下旬の寒いアイオワの朝、冷たいアサイーボウルを食べるのは最高とは言えませんが、デモイン近郊のエバーボウルは、1日の始まりを“そこそこ”良いものにしてくれました。南カリフォルニアで創業したエバーボウルは27州で100店舗近くまで拡大し、元NFL選手のドリュー・ブリーズもフランチャイズに加盟しています。都市郊外にあるこの店舗は、事前注文をピックアップに来たお客さんしかおらず、そのため店員さんの集中力は全て私たちに注がれ親切に材料について説明してくれました。エバーボウルは、店舗でベースをブレンドするのではなく、冷凍のアサイーピューレを使用しているようです。メニューのひとつ「ブルーラグーンボウル」は、少なくともこの店舗では、フルーツトッピングとチアプディングの味以外は味気ないものでした。

本拠地カリフォルニアやその他店舗を訪れた人たちが絶賛していたことを筆者は知っているので、店舗ごとに一貫性に欠ける部分があるのかもしれません。

アサイーにバニラヨーグルトを加え、カカオニブをトッピングした「フルムーン」は改善の一歩を感じられるものでした。そして「アップルアップ」のシナモンアップルは良いアクセントでした。価格はレギュラーサイズで10.99ドルです。

 

総評:アサイーボウル市場においてエバーボウルは堅実な選択肢と言えますが、主力商品であるアサイーの品質を保持するためには、サプライチェーンの見直しが必要かも知れません。

 

 B  Playa Bowls(プラヤボウル)

アサイーボウルとビーチ気分を一緒に楽しみたい人は、サーファーたちが考案したプラヤボウルの美的センスが気に入ることでしょう。鮮やかな色彩、再生木、そして海をテーマにした壁画が、店内での体験を引き立てます。プラヤボウルのアサイーは、パルプ含有率が70%で、これは競合他社製品の2倍以上とされています。

ボウルは大きめで、風味豊かで見るからに高品質な材料がたっぷり詰まっています。価格が14ドルなのも納得です。フロリダ州デルレイビーチでの暖かい日、プラヤボウルは日焼け後に立ち寄る理想的な場所でした。この店舗は公共ビーチから1ブロックの距離にあり、日曜の午後は賑わっていました。アサイーとチョコレートプロテインにブルーベリーフラックスグラノーラ、バナナ、ピーナッツバターをトッピングした「パワーボウル」は、別次元の美味しさでした。「マンゴーベリーボウル」(インド産アルフォンソマンゴーを使用)は、イチゴとブルーベリーがたっぷり盛られていました。

プラヤボウルは既に23州で270店舗以上を展開しており、昨年プライベートエクイティ企業SycamorePartners(シカモア・パートナーズ)に買収されたことを受け、新たな市場での拡大が見込まれています。

 

総評:もっとPlayaBowlsを増やしてほしい!価格は高めですが、このブランドは品質をしっかり守っています。

 

 

C Pure Green(ピュアグリーン)

2023年に初めてRushBowls(ラッシュボウル)でアサイーボウルを体験した際、フレッシュで軽めの朝食として非常に良い選択だと感じました。そして、ミネソタ州ブルックリンパークにある競合他社ピュアグリーンを訪れたときも同じ印象を受けました。当然、アサイーボウルは朝食に限定されるものではありませんが、主役となるスーパーフードのアサイーや、たんぱく質や新鮮な食材を含むメニューが多いことを考えると、ピュアグリーンは朝をスタートするのにぴったりのブランドだと言えます。

「新鮮」といえば、注文した2品「バナナナッツスムージー」と「ミックスベリーアサイーボウル」が新鮮そのものでした。価格も比較的良心的で、スムージーが約11ドル、ボウルがほぼ12ドル。他の似たようなブランドと同程度の価格設定でした。

ニューヨークを拠点とする同ブランドは、現代的でミニマルなデザインを採用しており、店内はほとんどが白で統一され、緑のアートや家具がアクセントになっています。シンプルで清潔な雰囲気は、ブランドが掲げる「クリーンフード」のアイデンティティにマッチしています(また、店内の家具コストも抑えられます)。訪れた店舗は細長いインライン型の店舗で、同ブランドの平均的な広さが約14~42坪であることを考えると、お持ち帰り向きの店舗という雰囲気でした。

 

総評:アサイーボウルファンにとっては、スムージーやトースト、コールドプレスジュースも提供するピュアグリーンがお気に入りの選択肢となるでしょう。同ブランドは現在、60店舗を展開しています。

 

*この記事の全文オリジナルは、Franchise Times(英語版)
FT Reporters Test Out 3 Acai Bowl Franchises をご覧ください。

*この記事に関するお問い合わせは info@franchisetimes.com へお問い合わせください。(英語のみ)

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