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Franchise Timesの独自調査によるランキング Fast & Seriousトップ40

Franchise Times Ranks 40 Smart-Growing Franchises

January 30, 2026

急成長を遂げながらも持続力のあるフランチャイズを特定するため、フランチャイズタイムズが独自の評価方法で毎年Fast& Seriousランキングを発表しています。このランキングの上位企業を確認し、アメリカフランチャイズのトレンドの一端をご紹介します。

2026 Fast & Serious

第一位:7 Brew(セブン・ブリュー)

アメリカで急成長を遂げているフランチャイズといえば、セブン・ブリューです。2022年当時の38店舗から283店舗増やし、2024年末には321店舗にまで増やしました。これは3年間で744.7%の増加です。フランチャイズシステム全体の売上高の成長は更に著しく​​、5,200万ドルから5億200万ドル(865.4%増)という大幅な伸びを示しました。

同ブランドはローカルマーケティングと地域社会とのつながりを重視し、また、割引やスペシャルオファーを提供するなど、顧客へのリワードプログラムの強化もしています。

2017年に創業し、2020年1月に起業家グループが買収。2021年3月、当時9店舗だった同社は、ジミー・ジョンズの創業者ジミー・ジョン・リオタウド氏とローン・スター・ステーキハウスの創業者ジェイミー・コールター氏が設立した投資パートナーシップ、ドリンク・ハウス・ホールディングスを新たな大株主として迎えましたが、2024年に大手プライベートエクイティ会社ブラックストーンが成長投資を投じたときにドリンク・ハウスは撤退しました。

2025年にはピザハット、ウェンディーズ、アップルビーズなどの加盟店を運営するフリン・グループが160店舗の複数開発契約を締結し、同年10月には民間投資会社フランチャイズ・エクイティ・パートナーズがセブン・ブリューで2番目に大きな加盟店として50店舗を運営していた7クルーを買収するなど、投資家の関心を集め続けています。

第二位:Dave's Hot Chicken(デーブズ・ホット・チキン)

2017年に創業し、今ではチキン業界を牽引するデーブズ・ホット・チキンのTikTokフォロワー数は400万人以上ですが、これまで独自の動画コンテンツを作ったことはありません。同社のTikTokフィードにはファンが投稿したホットチキンの動画が流れています。デーブズで一番辛い「リーパー」を食べるTikTok動画を投稿すると再生数が伸びることからも、TikTokでデーブズに関する動画投稿数が増えています。「リーパー」を試すには購入前に免責事項にサインが必要なため、相当な辛さを覚悟する必要がありますが、バズりたい人にはうってつけの食べ物です。

デーブズの店舗数は近年急増しており、2022年の102店舗から2024年末には259店舗となり、3年間の成長率は153.9%を達成。売上高もこの時期に2億9,000万ドルから6億3,600万ドルへと119.3%増加しました。その後も、驚異的な成長は続き、2025年末には360店舗を超えました。

大手プライベートエクイティ会社ロアーク・キャピタルが昨年6月、数あるプライベートエクイティファームを破り、ブランドへの強い信念をもつ創業者と経営陣が株式の50%を保有するかたちで、デーブズを10億ドルで買収しました。

猛スピードで店舗数を増やしているデーブズですが、加盟店候補者はかなり厳選しており、応募者の約3分の2は断っていると言います。そして、期待通りの運営を行うためには、各店舗のGoogleレビューを平均4.5星以上に保つ必要があるとデーブズのジム・ビティックス社長は話します。

さらに、ビティックス社長は店舗別の売上高(AUV)も経営陣にとって最重要懸念事項と捉え、「これが良くなければ、加盟店は興味を持ちませんよね?ヨーグルトランドとか、もっと利益率の高い店をたくさんオープンするでしょう」と述べています。

第三位:Five Star Bath Solutions(ファイブスター・バス・ソリューションズ)

ファイブスター・バス・ソリューションズは手頃な価格で高品質なバスルームリモデルサービスを提供するカナダ発のブランドです。シャワーや浴槽の交換、バスタブ・シャワーコンボの設置などを専門とし、耐久性ある製品と生涯保証を提供しています。また、迅速な施工も特徴です。

2022年には81拠点だったのに対し、2024年には259拠点へと成長し、この3年間で219.8%の成長率を達成したことになります。フランチャイズシステム全体での売上高は5,300万ドルから1億700万ドルへと2倍以上に増加しました。

ディーン・ハートリー社長はこの成長について、加盟店が事業に集中できるよう、業務を合理化させ、質の高い顧客体験を提供し、売上げをのばしていると分析しています。

一方で、ファイブスターの最大の課題について「多くの人は、リフォーム業界で成功するには何年もの経験や多額の先行投資が必要だと考えているので、その概念を変える事です」と話しています。加盟店に豊富な経験を要求していませんが、同社のビジネスモデルに沿う意欲と、成功するビジネスを構築するための努力を求めています。

<FTJ Comments>

上位3ブランドがどのように成長してきたのかを紹介しましたが、ランキングを総括すると、ファストフード業界では圧倒的にチキン、飲料分野が強く、それぞれ複数のブランドがランクインしています。そしてペットケア、パーソナルケア、ファイブスターのようなホームリノベーション、クリーニングブランドがランクインしています。体験型施設やチャイルドケアブランドのランクインも目立つ結果となりました。

情報元

Franchise Times Ranks 40 Smart-Growing Franchises

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