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FATBURGERが日本再上陸を発表 再出発は沖縄で

October 17, 2025

FATBURGER(ファットバーガー)をはじめ17のレストランブランドを展開するFAT Brandsが、日本のGreen Micro Factory(グリーンマイクロファクトリー)との提携により、ファットバーガーの日本での再出発を発表しました。今後5年間で沖縄に4店舗をオープンし、1号店は年末までにオープン予定としています。

約3年の沈黙からの再始動

ロサンゼルス発で世界に200店舗以上を展開するグローバルハンバーガーチェーン、ファットバーガーが日本に初進出したのは2018年。グリーンマイクロファクトリーの親会社でエネルギー事業などを行うジー・スリーホールディングスがFATBURGER NORTH AMERICA, INC.と出店ライセンス契約を締結し、渋谷駅前に日本一号店をオープンしました。

初出店当時、クラウドファンディングで目標募集金額8,000万円の出資を達成するも2023年3月に閉店し、その後、アメリカ本部の担当者を交えて再出発の時を見計らっていたようです。

‍沖縄での再出発は日本全国拡大への第一歩

FATブランズのチーフ開発責任者テイラー・ウィーダーホーン氏は今回の沖縄での再出発について、「沖縄は人気観光地で安定した客足を見込め、米軍基地もあるので、日本での再出発にとって戦略的ともいえる土地です。この沖縄デビューは日本全国へ大きく拡大していくための第一歩として、我々のカスタム・バーガー、ファットフライとスキニーフライ、手作りミルクシェイクといったメニューで地元の人々の支持を獲得していきたいです」とコメントしています。

アメリカの大手フランチャイズが米軍基地内に開店している事例があることから、アメリカブランドが米軍基地の近隣エリアに進出するのは、確かに戦略的な展開と言えるでしょう。

‍グルメバーガーファンを惹きつけるか

ファットバーガーのハンバーガーは100%ビーフの大きなパティに目玉焼きやオニオンリングなど種類豊富なトッピングを顧客が好みに合わせてカスタムできるのが特徴です。

今年6月に横浜で開催された、日本一のグルメバーガーを決める大会「バガチャン2025」は3日間で約7万3千人を動員するなど、グルメバーガーは日本でも一大カテゴリーとして注目されています。

情報元

Fatburger Returns to Japan with New Development Deal in Okinawa(fatbrands.com)

活動報告「FATBURGER日本一号店出店ファンド」(ソニー銀行)

3日間で7万3千人が来場した日本一のグルメバーガーを決める大会グルメバーガー日本一決定戦【バガチャン】優勝は初出場・兵庫 「BRISKSTAND」

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