フランチャイズニュース

Beth Ewen、フランチャイズタイムズ上級編集長

FATブランドCEOが証券詐欺行為とマネーロンダリングの疑いで捜査を受ける

February 22, 2022
写真は2018年ビバリーヒルズの本部で撮影されたもの。アンディ・ウイーダーホーンCEOは容疑をすべて否認しているとロスアンジェルスタイムズは報じている。

FAT ブランドはここ1年半の期間中に10億ドルで5つのM&A、7つのレストランブランドを取得しました。アンディ・ウイーダーホーンCEOは、フランチャイズタイムズとのビデオインタビューで 「2022年はこれら買収を消化吸収することに集中したい。」と語っていいました。しかし、先週末、ロスアンジェルスタイムズ(米国3大新聞社の1社)の報道でこのプランは吹き飛んでしまいました。ウイーダーホーンCEOと息子のサイヤー・ウイーダーホーンCOOが米国証券法違反、送金詐欺、マネーロンダリング、脱税の各容疑で当局の調査が入ったとの記事が掲載されたからです。


起訴状はまだ上がっておらず、記事に書かれている11月の召喚状についてもFAT ブランドの関係者は見ていないとコメントしています。「事実無根であり当局の間違った判断に対しては適切なタイミングで反証する。」 FAT ブランド弁護士は述べています。しかし、デラウエア・チャンセリー裁判所でファイルされた訴訟「ウイーダーホーンCEOと3名のディレクターがインサイダー取引とM&Aを利用して会社負債$50ミリオンを不適切に移動させた容疑」が今もなお係争中であることが大きな問題とされています。


FATブランドはレストランのマルチブランドチェーンの運営を主業務とし、ビバリーヒルズに本部を置きます。扱うブランドはファットバーガー、ジョニーロケット、グローバルフランチャイズグループその他を含みます。

ファットバーガーは脂肪の少ないパティを分厚く挟むボリューム満点のバーガーが特色、現店舗数は183。


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