2月28日 - フランチャイズタイムズジャパンの藤田会長とスタッフはAIテクノロジー企業「HIA」のトップに会い、同社が新たに提唱するバーチャルヒューマンインタビューについて詳細な説明を聞く機会を得た。AIの活用がここまで進歩したかと言う驚きと同時に、生身の人間ならではの不利をAI面接官なら克服できるという新たな側面を知ることにもなった。以下はそのレポートである。
相手の表情、言葉の間、体の動きまで読み取るバーチャル面接官
トップ写真は右にAIインタビュアー、左が面接を受ける生身の人間である。AIインタビュアーすなわちバーチャル面接官は目的に応じて様々にセットされた質問を面接官に聞いていく。答えの内容に応じて対応するだけでなく、相手の言葉のトーン、喋りの間、体の動きなどをセンサーでピックアップし、対応を変えていく。時にはバーチャル面接官が身を乗り出し、相手の注意を喚起するケースもある。その進歩ぶりと多様性には目を見張るものがある。実際例を以下の動画でご覧いただける。
迅速に、そしてコストを劇的に削減する
AIを使うインタビューで最初に思いつくメリットは何といってもその生産性の高さにある。 HIAを使う場合と使わない違いは以下のイラストを見れば一目でわかる。応募者が250名だろうが1,000名だろうが最終選考、つまり採用が不採用かを決める人間の判断まで一気に進むことが可能になる。しかも、判断するデータをまんべんなく整理した段階で判断できる。
偏見のないデバーチャル面接官、自由に話し易い面接者
下の動画はある一般的な面接シーンの一例である。バーチャル面接官はモニター画面上でリラックスした雰囲気で相手に話しかける。私たちより確実に優れているポイントの一つとして、バーチャル面接官には偏見や好き嫌いが一切ない。相手のの容姿や顔を見て好悪の感情を抱くことは決してない。他方、面接される側にしても生身の面接官よりもはるかに自由に話せることが判っている。それはバーチャル面接に大きな可能性を与えるこになる。活用範囲が無限に広がる可能性があるのだ。 ICT が開発したツールで自閉症の人達のための求職インタビューを行う。現在、サンタマリーノ財団で実施中