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シェイクシャックが不動産戦略を変更、ドライブスルー店を増やす

February 23, 2022
シェイクシャックは2022年中にドライーブスルー店を10ユニットをオープン

去年10月、シェイクシャック(Shake Shack)は価格を 3.5%値上げしました。ほとんどのレストランチェーンがやっていることで止むを得ない決断だったと思われます。「激しいインフレ状況を考慮すれば、我々の値上げは比較的穏やかなペースだった。」とランディ・ガルーティCEOはコメントしています。来月中にさらに 3–3.5%値上げする予定ですので、第2四半期だけで 合計 6–7%の値上げになります。従来、シェイクシャックは年間2%増を平均にしていました。


また、シェークシャックは他のファーストカジュアルとは異なる不動産戦略を取ってきたもので、郊外出店&イートインにフォーカスしていたのですが、それが今回のコロナ禍で大きな裏目となりました。


週間売上$74,000平均だったものが先月1月には$63,000にダウン、店舗別売上平均は去年比で2%アップと成長率もスローダウンの傾向にあります。 一番顕著なマイナス要因として、通常時と比べ店舗のフル営業時間が 87日分減少したデータにも示されています。従業スタッフの確保が特に大きな問題です。サラリーマン客や旅行客の減少、各種イベントのキャンセル等も大きく影響しています。その一方で、シェイクシャックの給与額は去年比で 13%アップしています。対抗策の一つとして従来の店舗モデルを変更し、ドライブスルー店舗を増やす方針で、今年中にドライブスルー店舗を新たに10箇所増やすことを決めています。

シェークシャックのドライブスルー1号店、ミネソタ州メープルグローブ市に2021年12月オープン
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